ストラトスの輝かしい歴史(2) レース編
 
 
ストラトスは、1972年からレースに登場する。始めのレースは、11月のTour de Corse
次は、12月のCosta del Sol Rally。いずれも、Munari/Mannucci組であったが、
リアサスのトラブルに泣く。そして、翌年4月のFirestone Rallyでストラトス念願の初優勝を果たす。
それからは、7年もの間ラリー界で好成績を残し続けるのである。
 
 
 
1973年9月 Tour de FRANCE  

Munari/Mannucci組で、6000kmを  
走って、優勝でした。  
ストラトスと言うとアリタリア・カラーを連想 
するけど、始めの頃はずっとMarlboroチーム 
だったんだよねぇ。

 
 
1975年 Swedish Rally  

Wadegaard/Thorszelius 優勝  
すぐ後ろを走っているのは、サーブだね!  
同じレースを走っているとは・・・  
これで勝てない訳がないか・・・ 

 
 
1975年 East African Safari  

Munari/Drews 2位  
これがストラトスのサファリデビューでした。  
もう1台のWadegaard/Thorszelius組  
のストラトスは3位でした。  
汚れ具合がサファリっぽくて、実にグッドである。 

 
 
1976年 San Martino di Castrozza Rally  

Darniche/Mahe 優勝  
この頃は向かうところ敵無し状態だったね。 

 
V
 
1979年 Sanremo Rally  

"Tony"/M.Mannini 優勝 
  
ワークス撤退後はプライベーターの手により 
栄光の記録を書き加えていった。 
1979年のサンレモを、ワークス・フィアットの 
追撃を振り切って、トニーのドライブで優勝。 
  
 

 
 
 
1979年 Acropolis Rally  

B.Darniche/A.Mahe リタイヤ 
  
運悪くDarnicheのストラトスは完走出来なかった 
が、”Sirco”のストラトスは9位に入った。 
  
 

 
1980年 Costa Smeralda Rally  

B.Darniche/A.Mahe 優勝  
まだまだ現役で走っているのだ!!  
で、ここまで見てて気が付いた事は、ラリーでは  
昼間のレースでも、いつもヘッドライトが  
ポップアップして いるのです不思議だ・・・  
軽量化の為にモーター外してあるのだろうか?? 

 
 ラリーに使用されたストラトスの総数ってどの位だと思います?

1974年のサンレモでWRC初登場で、1978年RACまでの5年間
そして1972年のコルスで登場したプロトタイプを含めて7年間の
長い間戦ってきた、ワークスで使用したストラトスはどの位あったのか?
資料によると総数は27台のシャーシナンバーが登録されていて、
その内2台はラリーに使われなかった、1つのシャーシで2度登録
したものが7台あり、それらを含めて実戦に使用されたのは32台分の
シャーシナンバーが登録されていたらしい。
この中から、3台がシャルドネチームに移行して、
イギリスのチェッカード・フラッグチームに2台が移行。
更に東欧に向けた3台のシャーシナンバーの記録が別に残っている
ので延べ35台がラリーに登場した事になります。
延べ7年間としても、予想外に少ない台数ですね。
カウルの交換と、シャーシの修理だけで、1台を何度も使い回した
事になるのだけど、鋼板モノコック&サブフレームと言うシャーシの
簡易性がそうさせたのでしょう。