キットカーのページ (1)
 

ストラトスとの出会い
 
小学生の頃が丁度、スーパーカーブームだった私。みんなは、ランボルギーニだとかフェラーリだとかに 夢中の中で、 私はストラトスしか目に入らなかった思い出・・・   

あれが欲しい!! 
でも当然本物なんか絶対に手に入らないだろうなぁ〜   
ストラトスとなると、台数が限られているのでなかなか目にする機会もない。   
同じベルトーネが作った「FIAT・X19」あたりであきらめるかな・・・ 
  
 

1989年、3年ほどヨーロッパに居るときに、イギリスの書店でキットカーの雑誌を見ていると・・・
「おぉ〜!」「なんと!ストラトスのキットカーがあったんだぁ〜」
雑誌を買って帰り、早速メーカーに電話をかけてみるのだが、その翌週にキットカーの展示会があり
そこに出品するとの事を聞き、片田舎まで見に行く事になったのである。
展示会には、見慣れているスーパーセブンや、妙な車がたくさん並んでいる。
それに旧車の部品屋さんや工具屋さんなどで、ついあれこれ欲しくなってしまうのだ。
さてようやくストラトス!実車を見たその場でご成約となりました・・・(お金もないくせに!)
翌週に、おやじ一人でやっているストラトスビルダーの工場へ(ただの納屋とも言う)遊びに行った時には、ビックリであった。
ほんとにおやじ一人で、溶接機片手にシャーシから手作りなのである。(本人曰く「納期は6ヶ月」であった。)
6ヶ月なら、イギリスに居る間に出来上がるから、登録してしばらく乗ってから、別送品扱いで日本に持ち帰れる!!
「中古なら税金も安くあがるしなぁ〜」・・・・・っと思っていたのだが。
し〜かし、待つこと1年・・・未だにボディーが載っていない!!完成はまだまだ遠いのであった。
イギリスを離れる事になってしまったが、その後も何度か様子を見にイギリスに戻る、そしてとうとう帰国の時が・・・。
仕方なく先に帰国して、FAXのやりとりをする事更に半年以上。
ようやく待ちに待ったストラトスが日本へ向かう船に載った連絡を受けるのであった。

しかし・・・

苦労はここからであったりもする!!そう!!通関&車検である!!
新車での個人輸入、ガス検の書類なんてのは勿論存在しない!!なんと言っても世界に1台しか存在しないのだから!!
結局この車を見つけてから、動かすめでに7年の月日と、多額の資金が流れて行くのであった。
 
自宅に届いたばかりの写真。(まだイギリスのナンバーのままだ!)